| 2006年11月06日 |
| コベルコ・ビニループが本格操業を開始 |
| 先ずは農ビを対象にリサイクル装置をフル稼働 |
| 【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品、環境/安全) 【関連企業・団体】:なし |
わが国初の溶剤分離法による塩ビ再生原料化工場である(株)コベルコ・ビニループ・イーストの千葉工場が先週半ばから本格操業に入った。 同工場は、農業用ビニルや塩ビ電線、塩ビ壁紙など主として軟質の使用済み塩ビ製品を破砕・洗浄したあとベルギー・ソルベイ社が開発した溶剤分離法「ビニループ・プロセス」によって300ミクロン平均のパウダーに再生する塩ビリサイクル工場。コベルコ・ビニループ社では、今年4月に年間処理能力2万6,000トン、塩ビ再生能力同1万8,000トン能力の同工場を千葉県富津市郊外に建設、いらい試運転と細かな手直しを続けながら本格的な事業展開の準備を進めてきていた。 その結果、技術面の改良によって長期安定操業の見通しがつき、また農ビを中心とした必要原料のストックも十分できたため11月入りと同時にフル操業を開始したもの。 当面は東日本地域のJAから引き取った農ビを原料にしてのパウダー(可塑剤や安定剤を含有)の生産に専念、床材やマット材の加工メーカー向けを中心に販売していく。同工場で再生するパウダーは、バージンレジンによるものと同等の優れた品質と機能を備えていると同社では説明している。これを同社では、バージンレジンの70〜80%の価格で販売していく計画。そして来年1月中旬以降は廃電線被覆塩ビと塩ビ製壁紙の再生原料化にも乗り出す考え。 07年には年平均で70〜80%の稼働率を、そして08年には100%操業を目指していくとしている。 |