| 2006年11月09日 |
| 大連開発区が22日に太田市で投資説明会 |
| 中小企業工業園を造成、第11次5ヵ年計画で |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
遼寧省大連市は11月22日午後3時から群馬県太田市の太田ナウリゾートホテル(TEL:0276−49−2111)で、大連経済技術開発区に造成する中小企業工業園の投資環境説明会を開く。太田市商工会議所、群馬銀行、みずほ銀行、国際協力銀行、足利銀行が後援する。 問い合わせは大連経済技術開発区日本駐在事務所(TEL:03—5793—4991、FAX:03−5793−4992) 大連市は2006−20010年の第11次5ヵ年計画で同開発区に、これまでの自動車、金型、工作機械、造船、電子部品、新型建材、バイオ製薬、石油化学、物流などの産業に加えて、中小企業工業を誘致する団地を建設しようとしている。東北地区の旧工業基地を振興するという国の優遇政策の一環である。 この説明会では大連市の夏徳仁市長の挨拶のあと、大連開発区の最新情報が紹介される。開発区は市の北東20キロにあり、企画面積が330平方キロと広い。現在、開発されているのは約50平方キロ。2010年には副都心に発展させる計画だ。 同開発区には外資1,600社余が進出。うち日系企業は500社近くにのぼっている。キヤノン、コニカミノルタ、住友化学、岩谷産業、東芝、オムロン、ローム、TDK、三菱電機、YKK、三洋電機などが主力メンバー。 市は東北三省の玄関口。開発区から約24キロに大連国際空港があり、電力や給水も十分にある。2010年までに出力100万キロワット級の原子力発電を6基建設する計画がある。また、9つある大学の日本語学科の卒業生は毎年500人を超える。IT、ソフトウエア産業が大きく成長している。 |