2006年11月09日
PEフィルムの出荷、9月もわずかに前年を上回る
6ヵ月連続の前年同月超えで、累計も1.7%増に
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 日本ポリオレフィンフィルム工業組合がこのほど集計したところによると、同組合加盟のインフレーションフィルムメーカー179社による9月の総出荷数量は6万6,271トンとなった。前年同月の実績を0.8%上回っている。

 これでポリオレフィンインフレーションフィルムの月間出荷数量は6ヵ月連続の前年同月超えとなった。この結果、1〜9月の累計は58万5,258トンとなった。前年同期の実績を1.7%上回っている。このままいくと、年計の出荷数量は同組合が現在の手法によって統計をまとめるようになってから初めて前年の実績を上回ることが可能となる。

9月の品種別の実績は、LDPE・L-LDPE製品が前年同月比1.7%増の4万2,687トン、HDPE製品が同0.9%減の2万2,042トン、IPPが同1.6%増の1,542トンとなっている。
 うちLDPE・L-LDPE製品は8ヶ月連続の前年同月超えとなった。一方のHDPE製品は8月が前年同月を2.1%上回って9月以降に期待が寄せられていたが結果はわずかながら再び前年割れとなった。これには、レジ袋が6.1%減の1万1,348トンにとどまったことが大きく影響している。8月のPE袋全体の輸入量が今年に入って最大の4万2,712トン(前年同月比7.0%増)に達したことが少なからず影響していると分析する関係者が多い。

 1〜9月の累計の内訳は、LDPE・L-LDPE製品が前年同期比2.1%増の37万4,749トン、HDPE製品が同0.8%増の19万6,531トン、IPPが同0.6%増の1万3,978トンで、注目のHDPEのレジ袋は、前年同期の横並びの10万2,520トンとなっている。