| 2006年11月20日 |
| サンフランシスコ市、レストラン等でのポリスチレン容器を禁止へ |
| 【カテゴリー】:海外(環境/安全) 【関連企業・団体】:なし |
サンフランシスコ市はレストラン等でのPS容器禁止条例を決める。理事会の一回目審議では満場一致で賛成しており、21日に可決し、来年6月1日施行の予定。米国では同じカリフォルニア州のバークレー市が20年前から禁止しており、 オークランド市は来年1月に禁止条例を施行する。 条例ではレストランや食品の売店等が対象で、使い捨てや持ち帰り用のPS製の皿、椀、トレイ、カートン、カップ、スプーン、フォークなどの使用を禁止する。食料品店で売る肉や魚の発泡PS容器は規制の対象外となる。 オークランド市条例ではPS容器の禁止に加え、コスト面で代替可能なら、生分解性容器やコンポスト化やリサイクルが可能な容器を使用することを義務付けているが、サンフランシスコ条例では、コストが高くても、15%以上上回らない限り、それらの使用を義務付ける。 カリフォルニア州の廃棄物管理委員会によると、配水管から回収されるゴミの15%が発泡PSとなっており、リサイクルされない食品容器の禁止の動きが強まっている。 |