| 2006年11月24日 |
| サンフランシスコ市、フタル酸とビスフェノールAを含む幼児用製品を禁止 |
| 【カテゴリー】:環境/安全(海外) 【関連企業・団体】:なし |
サンフランシスコ市では12月1日からフタル酸とビスフェノールAを含む幼児用製品の製造・流通・販売が禁止される。環境ホルモンの疑いが主な理由。 玩具メーカーほか、これに影響を受けるメーカーは、製品は何十年も安全に使用されているとしてこの法律に反対する訴訟を行っており、1月に審問が予定されている。 フタル酸については、DINP, DIDP、DnOP を0.1%以上含む3歳以下の幼児用の玩具や幼児用製品、DEHP、DBP、BBP を0.1%以上含む玩具や幼児用製品(年令制限なし)の製造、流通、販売が禁止される。ビスフェノールAについては、3歳以下の幼児用の玩具や幼児用製品でビスフェノールAを含む製品の製造、流通、販売が禁止となる。ビスフェノールAについては含有量の規定はなく、少しでも含有されれば禁止となる。 フタル酸メーカーやビスフェノールAメーカーは、低濃度のフタル酸、ビスフェノールAは問題ないとして反論している。 サンフランシスコ市では既報の通り、来年6月から、レストラン等での発泡ポリスチレン容器等の使用が禁止となる。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=20213 ) |