| 2006年12月08日 |
| 一両日中にアジアでエチレン装置2基が定修を完了 |
| 再来週には残る2基も稼動を再開の見込み |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋が入手した情報によると、一両日中にタイのTPIと韓国のYNCCがともにエチレン装置の定修を完了して稼動を再開する見通しとなった。 TPIは年産38万トンプラントを、またYNCCは同50万トンプラントを再稼動する。うちYNCCは、定修に合わせて実施していた年35万トンの増強工事も同時に完了して試運転に入る予定。 アジア地域では、これらに続いてインドネシア・チャンドラアスリと台湾・CPCの両社も12月20日ごろにそれぞれエチレンプラントの定修を終了する見通し。チャンドラアスリは52万トンの、CPCは38万5,000トンの第4号機をほぼ同時期に戦列に復帰させることになる。 また、9月の定修時に3万トンの能力アップを図ったもののその後の操業が安定しなかったため68万トン装置を臨時運休して補修工事を進めてきた韓国・SKも来週明けに稼動を再開することになる模様。 これに伴い、アジア地域のオレフィン市場は超タイトバランスの状態から抜け出すことになる。 |