| 2006年12月13日 |
| YNCCがエチレンプラントの稼動を再開 |
| 年35万トンの増強で計180万トン体制に |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
大手商社ならびにエチレンセンター筋が入手した情報によると、韓国のYNCCは先週末から麗川のエチレン第1号機の操業を再開した。 同社は3系列合計年産145万トン能力のエチレンプラントのうち同50万トン能力の第1号機を10月中旬から運休して定修を実施、合わせて同35万トンの増強工事も進めていた。そのいずれもが先週末に完工したため同85万トン体制で運転を再開したというもの。 この結果、YNCCのエチレンの総設備能力は第2号機の同40万トン、第3号機の同55万トンと合わせて同180万トンとなった。韓国における最大規模のエチレンセンターとしての基盤がさらに強化されることになりそうだ。 ただし、13日現在はまだ1号機の稼働率は60%台にとどまっていて、80%台なり90%台への引き上げがいつの時点で可能かは明確でないとも伝えられる。 |