2006年12月18日
丸善石化・中間期、大幅減益決算
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:丸善石油化学

 丸善石油化学は18日、06年度9月中間期業績を発表した。売上高は1,885億円で前年同期比11%の増収となったが、京葉エチレンが定修年だったため、製品販売数量が13.5%減少。利益は原料価格の高騰や、製品への価格転嫁の遅れなどから大幅減益となった。

 コスモ石油・千葉製油所停止の影響については「原料ナフサは現在ほとんどを輸入に頼っているが、これまでも輸入比率は高かった。操業上とくに大きな影響は出ていない」としている。

 エチレン販売量は33万8,100トン(前年同期38万400トン)、BTX販売量は35万1,200トン(同42万4,100トン)、MEKは8万3,600トン(8万4,500トン)だった。

【丸善石油化学・中間期業績】単位:百万円 ( )前年同期実績
◇売上高    188,517(169,908)
◇営業利益   6,865(11,707)
◇経常利益   7,887(12,222)
◇当期純利益  4,763(7,714)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1166426114.pdf