2006年12月25日
L-LDPEの内需も前年割れが続く
1〜11月計はかろうじて前年超え
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 L-LDPEの11月の国内向け出荷数量は67,417トンで、前年同月の実績を1.8%下回った。これで同樹脂の国内向け出荷もHP-LDPEやHDPEと同様に3ヵ月連続の前年同月割れとなった。前倒し需要の反動に先安観の広がりによる買い控えが加わったためと見られる。
 
 主要需要分野の実績では、最大消費品種のフィルム用が47,738トンで3ヵ月連続の前年同月割れの4.0%減となっている点が特に目を引く。同品種に次いで需要量が大きい加工紙用は4,294トンで年初来の好調を維持して前年同月を31.8%上回ったが、絶対量がフィルム用を大きく下回っているためフィルム用の落ち込みをカバーするまでには至らなかった。
 
 一方の輸出は、各社の積極拡大策の持続によって21.6%もの伸びを遂げて11,217トンとなった。15ヵ月連続の前年同月超えである。これがきいて11月のL-LDPEの総出荷量は同1.0%増の78,634トンとなった。3ヵ月振りの前年同月超えである。
 
 この結果、1月から11月までの出荷の累計は国内向け733,003トン、輸出118,886トンの合計851,889トンとなった。前年同期比は国内向けが0.9%増、輸出が24.9%増、出荷合計が3.7%増となっており、汎用樹脂では異例と言える輸出の大幅な拡大ぶりが注目される。