2007年01月09日
プラ容器包装の回収とリサイクルは引き続き順調
マテリアルリサイクルが大幅な伸び
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:日本容器包装リサイクル協会

 日本容器包装リサイクル協会が集計したところによると、同協会が容器包装リサイクル法に沿って昨年11月中に全国の市町村から引取った使用済みプラスチック製容器包装の総重量は43,908トンとなった。前年同月を5.2%上回っている。これに伴う4月からの累積は364,417トンで、前年同期を3.6%上回っている。長期低迷を続けているPETボトルと異なり、プラスチック製容器包装の回収は引き続き順調に推移しているといえる。
 
 うち、プラ製容器包装のほとんどを占める「その他プラスチック製容器包装」の引取り数量は、11月が前年同月比5.2%増の43,828トン、4月からの累計が前年同期比3.7%増の363,824トンとなっている。
 他方、白色発泡スチロール製食品用トレイの11月の引き取り量は79トンで前年同月を4.8%下回っている。4月からの累計は593トンで前年同期比は7.5%減となっている。いずれも前年を下回っているのは、同トレイメーカーが自主的にスーパー等の量販店から回収している量が圧倒的多数を占めているためと見られる。
 
 一方、同協会の委託を受けてリサイクル事業者が11月中に再商品化(リサイクル)した数量は、プラスチック製容器包装全体が31,170トン(前年同月比4.6%増)、うち、その他プラスチック製容器包装が31,102トン(同4.7%増)、同トレイが68トン(同19.0%減)となっている。
 4月からの累計は、プラ製容器包装全体が233,172トン(前年同期比4.6%増)、その他プラが232,648トン(同102.8%)、同トレイが524トン(同8.4%減)となっている。リサイクルについてもPETボトルとは対照的にプラ製容器包装全体では引き続き順調に進展しているということができる。
 
 この中では、その他プラ製容器包装のリサイクル手法のうちプラスチック製品化、すなわちマテリアルリサイクルが依然として高い伸びを遂げている点が注目される。
 
 手法別リサイクルの11月の実績は以下の通り。かっこ内は前年比。右は4月からの累積。
 ▽プラスチック製品化 10,827トン(138.9%) 84,651トン(145.8%)
 ▽熱分解油       332トン( 63.1%)  2,822トン( 61.6%)
 ▽高炉還元剤化     3,080トン(114.7%) 23,115トン(100.3%)
 ▽コークス炉原料化  11,745トン( 88.8%) 97,370トン( 89.0%)
 ▽合成ガス化      5,119トン( 93.5%) 24,689トン( 79.3%)
   合計       31,170トン(104.7%) 232,648トン(102.8%)