| 2007年01月11日 |
| 中国のPE袋の輸出、昨年11月は異例の低い伸び |
| 1〜11月合計は前年同期の17%増で100万トン超え |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
中国によるPE袋の昨年11月の輸出通関数量は106,997トンで、前年同月の実績を2.8%上回った。 5ヵ月連続の10万トンの大台超えだが、前年同月に対する伸び率が1ケタとなったのは極めて異例のケース。これには、最大の輸出先でしかもこれまで一貫して前年を大きく上回ってきた米国向けが1.6%減の28,718トンにとどまったことが影響している。 日本向けは25,718トンで、米国向けに次ぐ規模となっている。前年同月比は18.6%増と引き続き高い。米国向けと日本むけで全輸出量の50.5%を占めている。 これに伴う昨年1月から11月までの累計は109万3,328トンとなった。前年同期の実績を16.6%上回っている。05年に続いての年間輸出量が100万トン超えとなることが確定した。1〜11月の累計でもトップは米国向けの329,061トン(前年同期比28.5%増)で、日本向けがそれに続いて228,346トン(同17.7%増)となっている。総輸出量の51.0%を日米両国向けで占めている。 中国による主要輸出先別の昨年11月のPE袋の輸出通関数量と累計は別表の通り。 【関連ファイル】 中国によるPE袋の06年11月の主要国別輸出通関数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1168504610.xls |