| 2007年01月17日 |
| 中国安徽省でバイオMEG計画スタート |
| 【カテゴリー】:海外(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 安徽省宿州市(Suzhou)で安徽BBCA Biochemical (BBCA Biochem) が昨年末にバイオベースのMEGプラントの建設を開始した。 170百万ドルを投じて年産18万トンのMEGプラントを建設するもので、トウモロコシやタピオカからバイオルートでメタノールをつくり、メタノールからエチレン、更にMEGを生産する。年間60万トンのトウモロコシを使用する。建設期間は1年半。 BBCA Biochemは、バイオエネルギー、バイオケミカル、バイオ医薬等の大手のBBCAグループに属し、現在、年産44万トンのエタノール燃料、2万トンのバイオベースEOを生産している。 中国ではこの数年PETの生産が拡大し、MEGの輸入が増大している。2004年の輸入量は339万トン、2005年が400万トンで、2006年は410万トンに達したとみられている。 なお、政府系の食料関係のコングロマリットの中国糧油食品集団(COFCO: China National Cereals, Oils & Foodstuff Corp )がBBCAグループからBBCA Biochemの20.74%買収を決め、政府の認可待ちとなっている。 |