2001年07月23日
プロピレンのアジアのスポット相場が続伸
高値の中にはエチレン価格を上回るオファーも
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 わが国のエチレンセンター筋によると、アジア地域におけるプロピレンのスポット相場が一段と上昇傾向を強めてきた。高値のオファーの中にはトン当たりCFR430ドルも散見される。平均は同420ドルで、1ヵ月前に比べると10近く値上がりしている。
 一方のエチレンのスポットものは、逆に弱含みの状態にあり、最近の平均は同425ドルがらみとなっている。プロピレンとエチレンとがおおむね同一ラインに並ぶ事態となっているわけ。プロピレンの高値の中にはエチレンのオファー価格を若干上回るものも見られる。
 こうしたプロピレンのスポット相場の上昇は、極東のエチレンセンターの多くがエチレン系誘導品の需要の低迷に対処してエチレンの減産に踏み切っていること、プロピレンユーザーの中にプロパンの高値推移に音を上げてプロパンのデハイドロを縮小してプロピレンの外部調達に動くところが出てきたこと、などの事情によるもの。このため今後もプロピレンのアジア相場はなお強含みで推移するとの見方が関係筋に広がっている。