2001年07月23日 |
PPフィルムの上期の出荷、前年並みの18万8,961トン |
OPPは1.3%減、CPPは2.6%増に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が集計したところによると、PPフィルムの6月の出荷数量は、従来の多くのパタ-ン同様に、OPP(延伸PPフィルム)が前年同月を若干下回り、一方のCPP(無延伸PPフィルム)が逆に前年を多少上回るかたちとなった。トータルではほぼ前年同月と同じ規模(0.5%増)となっている。 また、これに伴う今年上期(1~6月期)の総出荷数量も、OPPが微減、CPPが微増、トータルでは前年のおおむね横並び(0.1%増)となった。プラスチック加工製品の中では健闘している部類に入る。 PPフィルムの6月の出荷実績は、OPPが前年同月比98.6%の2万2トン、CPPが同101.1%の1万1,799トン、合計が同100.5%の3万1,801トンとなった。用途別では、主力の食品包装用がともに前年を上回っている点が注目される。 うちOPPは、メーンの食品包装用が同100.1%の1万3,840トンと善戦したが、繊維包装用とその他包装用、それと輸出がいずれもマイナス成長となった。 一方のCPPは、食品包装用が同101.7%の9,879トンと着実な伸びを遂げた。その他包装用も1.7%増であったが、繊維包装用と輸出がともに減少した。 これに伴う上期の総出荷数量は、OPPが前年同期比98.7%の11万7,509トン、CPPが同102.6%の7万1,452トン、合計が同100.1%の18万8,961トンとなった。主力の食品包装用は、OPPが同100.7%の8万466トン、CPPが同102.9%の6万225トンとなっている。OPPの食品包装用は3ヵ月連続の、また、CPPの食品包装用は昨年8月以降11ヶ月連続の前年同月超えである。 2001年OPPフィルム出荷実績(表) 2001年CPPフィルム出荷実績(表) ※iモードではご覧頂くことができません。 |