| 2007年01月24日 |
| 上海高橋石油化学、ABS年産20万トン工場スタート |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) Sinopecの子会社、上海高橋石油化学はソーケイ地区の上海ケミカルパークで年産20万トンのABSプラントをスタートさせた。18日にオンスペックとなった。(同社の本工場は上海の浦東地区) 同社は2004年12月に20万トンのABSと10万トンのSBRプラントの地鎮祭を行った。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=15253 SBRプラントは昨年7月にスタートしている。 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=19293 ABSは投資額2億ドルで、ダウの技術を採用、3系列でそれぞれ最高75千トンの生産が可能。 原料は同じケミカルパークのSECCOから供給を受ける。SECCOは年産9万トンのブタジェン、50万トンのSM、26万トンのアクリロニトリルモノマーをもっている。 中国は2004年に196万トン、2005年に199万トンのABSを輸入しており、2006年は200万トンを超えたとみられている。 |