| 2007年01月30日 |
| サノフィ・アベンティスがブリストル・マイヤーズと合併か |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
欧米の報道機関はフランス/ドイツのサノフィ・アベンティスと米国のブリストル・マイヤーズ・スクイブが合併し世界最大の医薬品会社となると報じた。両社が合併で基本合意したとしている。 サノフィ・アベンティスはヘキストとローヌプーランが合併してできたアベンティスと、フランスのサノフィが2004年に合併したもので、2005年の医薬品売上高(324億ドル)はファイザー(443億ドル)に次ぎ世界第二位。ブリストル・マイヤーズ(153億ドル)は第10位で、合併するとファイザーを抜きトップとなる。 サノフィにとってはこの合併は以下の意味をもつ。 ・規模拡大 ・両者とも有力薬品が特許切れ間際になっているが、ブリストル・マイヤーズは新薬候補を持つ。 ・米国進出手段 ・乗っ取り回避(13%の株主のトタルは売却を匂わしている) ブリストル・マイヤーズも、有力薬品のジェネリック品をめぐってトラブルを起こして経営がガタガタしており、シェリングプローやアストラゼネカに狙われていると伝えられている。 |