| 2007年02月01日 |
| 中国のPE袋輸出、06年は前年比15%増の130万トン |
| トップは依然米国向け、日本向けも15%増と活発 |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
中国によるPE袋の輸出は06年も引き続き活発で、年間総輸出通関数量は129万7,354トンとなった。前年(05年)の実績は前の年を16.0%上回って初の100万トン台の104万3,566トンとなったが、06年はそれをさらに14.7%上回った。 11月は前年同月を2.8%上回るにとどまり、さらに12月は前年同月を2.0%下回る異例の事態となったが、それまでの月はコンスタントに2けたの伸びを遂げてきた。 輸出先のトップは依然として米国で、同国向け総輸出量は358,248トンとなっている。前年比は25.4%増で、伸び率の面でも他の主要国を大きく上回っている。ただし11月と12月は前年割れとなっている。04年に前年を4.8%下回ったあと2年連続の前年超えとなった。 これに続くのは日本向けの249,365トンで、前年を15.2%上回っている。6月と12月を除く10ヶ月が前年同月超えとなっている。米国向けと異なり毎年増え続けている。 米・日の両国向けだけで全輸出量の46.8%を占めている。もっとも、05年に比べると1.4ポイント下がっている。西欧向けが増えたことによるもの。その西欧各国との間ではアンチダンピング問題が浮上しており、これが今後の同国の輸出に同影響していくかが注目される。 中国のPE袋の06年の輸出通関実績は別表の通り。 【関連ファイル】 中国のPE袋の輸出推移 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1170301764.xls |