| 2001年07月18日 |
| 北米の天然ガス価格、100万BTU当たり3ドル強まで戻る |
| 増産効果でエタンはトン当たり200ドルがらみ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋によると、北米の天然ガスの価格がついに100万BTU当たり3ドル強のところまで下がってきた。ピークとなった昨年末に比べると、ほぼ3分の1のレベルである。暴騰以前の水準にかなり接近してきたと言える。 北米における天然ガスの価格は、長期にわたって同2ドルから2ドル台の半ばの間で安定的に推移してきていた。それが突然昨年秋から急騰し始め、年末にはついに同10ドルの大台に達し、このため米国の石油化学企業は軒並み原料の多くをナフサにシフトせざるを得ない事態に追い込まれた。しかしその後、米国内で天然ガスの大幅な増産措置が取られたため今年春以降は徐々に下降線をたどるようになり、そして7月に入ってからは元の水準にかなり近いところまで戻っているのが実情だ。 これに伴い、最近のエタンの価格はトン当たり200ドルがらみとなっている。ナフサ価格を再び大きく下回るレベルとなってきているわけで、これによって、米国の石化企業の原料構成は従来通り圧倒的に多くがエタンで占められるようになってきている。 |