| 2001年07月18日 |
| 韓国の石化企業も相次ぎ減産へ |
| エチレンプラントの稼動率は85~90% |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
台湾に続いて韓国でもエチレンの減産が始まった。米国の景気後退の影響に伴うアジア地域全体の石化製品の需要の停滞と、産油国ならびにシンガポールの大型石油化学工場の相次ぐ本格稼動入りとによって顕在化してきたアジア地域全域の需給の緩みに対応してのもの。 SK、現代石油化学、YNCC、LGケミカルの各社が設備能力比で10~15%の減産に踏み切っている。湖南石油化学だけは、かねてからの不足ポジションがいまだに継続している模様だが、これは、エチレンに先行してHDPEの大型増設を実施したことによって生じている特別の現象と見られる。 アジア地域では、韓国に先駆けてすでに台湾のFPCとCPCの両社が両社平均で設備能力比20%のエチレンの減産を実施しており、また日本でも、SM・PS、VCM・PVCなどの誘導品メーカーの生産活動の縮小に伴ってエチレンの減産が始まっている。 アジア地域最大の石油化学製品の消費国である中国の需要がよほど拡大しない限り、日・韓・台の3ヵ国とも当分の間、思い切った稼動率調整が必要となりそう。 |