2007年02月21日
公共住宅仕様リストに塩ビサッシも記載を
VEC等4団体が専門機関に要望書を提出
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全)
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会、日本プラスチック工業連盟

 塩ビ工業・環境協会、プラサッシ工業会、プラスチック工業連盟、日本サッシ協会の4団体はこのほど「公共住宅事業者等連絡協議会」に対して連名で「公共住宅建設工事共通仕様書」に塩ビサッシを追加記載するよう要望書を提出した。
 
 同仕様書は、公共住宅建設で使用する建築材料をリストアップして仕様を定めてもの。国交省住宅局が監修しており、金属や木製建具はリストアップされているが樹脂製の建具は対象外となっている。
 しかしVECなど4団体は、同仕様書の平成16年度版が19年度に改訂されることになっているので、環境省でも採用が始まるなどでわが国でも普及に加速が付き始めた塩ビサッシをリストに記載するよう事務局の同協議会に要望したもの。VECによると、塩ビサッシの内窓は北海道では一般住宅にとどまらず学校や病院、公共住宅でも25年前から採用され、優れた断熱・省エネ機能が高く評価されているという。