2007年02月26日
三菱化学、自動車関連事業強化へ「推進センター」設置
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ポリエチレン、日本ポリプロ、三菱エンジニアリングプラスチックス、三菱化学、三菱化学産資、ヴイテック

 三菱化学は26日、グループの自動車関連事業をサポートする「自動車関連事業推進センター」を4月1日付けで設置すると発表した。

 次世代の自動車分野では、安全・環境・快適の実現が求められ、樹脂や電池など幅広い分野で技術基盤を持つ化学産業の役割はますます大きくなる。
 
 三菱化学グループは、2005年度の自動車関連分野の国内売上高が約1,100億円と増えたが、今後はさらに大きな成長が期待されている。このためグループの総合力を生かして顧客ニーズに対応していくことにした。

 「自動車関連事業推進センター」は、参加事業ユニット(当面11ユニット)の事業をサポート・推進するための窓口となる。
 
 同センターは、マーケティング部と開発部からなり、マーケティング部は、複数の事業にわたるテーマや新素材に関する顧客ニーズを取り扱う総合窓口の機能、開発部は、マーケティング部の情報をベースに複合素材や新素材・モジュールなどの次世代テーマに関する共同開発を推進していく。

 同社はこのほかにも、広くグループの技術を紹介するためのポータルとして、本社にケミストリープラザを1月にオープン、また、顧客と具体的な共同開発を行うためのカスタマーラボを3月四日市事業所に開設する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1172482074.doc

参加事業ユニット
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1172482074.pdf