| 2007年02月27日 |
| Lyondell、酸化チタン事業をサウジ社に売却 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
Lyondell は26日、酸化チタン事業をサウジのNational Titanium Dioxide Company Ltd. (通称 Cristal) に売却する契約を締結したと発表した。売却額は負債込みで12億ドル、現金での支払いは10.5億ドルとなる。 Lyondell は2004年にMillennium Chemical 及び両社の合弁会社のEquistar を吸収合併し、これらを子会社としたが、今回、酸化チタンと扱う子会社 Millennium Inorganic Chemicals を売却する。 Millennium Inorganic Chemicalsは能力67万トンで、世界第2位の酸化チタンメーカー。酸化チタン以外の旧Millenniumの事業(アセチル、香料、シリカ等)は売却しない。 National Titanium Dioxide (Cristal)は、世界で9位の酸化チタンメーカーで、Yanbu Al-Sinaiyah 工場の設計能力は18万トン。現行能力は10万トン。世界70カ国以上に輸出している。 サウジの石化会社TASNEEが66%、湾岸6カ国が均等出資する Gulf Investment Corporation(GIC)が33%出資している。 |