2007年03月01日
ポリプラ、「TOPAS」光学レンズグレードを開発、市場参入開始
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:ポリプラスチックス

 ポリプラスチックスは1日、環境試験特性を向上させた、新しい「TOPAS」光学レンズグレードの開発に成功したため、光学レンズ市場への参入を開始したと発表した。

 「TOPAS」は環状オレフィン系のコポリマー(COC)樹脂で、PMMA(アクリル)樹脂に匹敵する光学特性と、ポリカーボネート樹脂と同等以上の耐熱性を有している。
 
 ほとんど吸水しないため寸法安定性が高く、光学部品に求められる低複屈折、高剛性の点で優れた特性を有している。すでに光学市場分野で高い評価を得ているという。

 ポリプラスチックスは、関連会社のTAP社と共同でこの新グレード「TOPAS 5013LS-01」を開発し、光学レンズ市場への本格的な参入を開始した。

 新グレードはCOC樹脂の課題だった、高温高湿環境試験後の光線透過率の低下を大幅に改善した。さらに、優れた光学特性に加えて透明材料の中で最高レベルの流動性を持たせた。この特性によって、成形品のスプルーランナーのサイズを小さくし、ランナー比率が高い光学レンズ部品のコストダウンに貢献することができる。

 すでに国内外のレンズメーカーで採用が決定しているが、ポリプラスチックスでは、主に携帯電話やデジタルカメラのカメラレンズをはじめ、レーザー系レンズへの展開をはかる方針。5年後にはアジア地区で1,500トンの販売をめざす。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1172726097.doc