| 2007年03月05日 |
| 中国のエチレン生産量 2006年は941万トンに |
| 【カテゴリー】:海外(経営) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 中国の2006年のエチレン生産量は941万トンとなり、2005年の755万トンを24.5%上回った。一方、2007年1月1日現在の生産能力は967万トンとなった。(2006年1月1日は778万トン) 3つの海外企業とのJVが生産量の拡大に寄与した。 中海シェル(シェルと中国海洋石油ほかとのJV)は広東省恵州市大亜湾で800千トンクラッカーを第1四半期にスタートし、646千トンを生産した。2005年にスタートした上海SECCO(BP/Sinopec/上海石化:900千トン)と南京のBASF/YPC(BASF/Sinopec:600千トン)は、それぞれ、336千トン、306千トンの増産となった。 生産能力は2006年中に189万トン増えた。中海シェルの800千トンのほかに、Sinopecの茂名石化が640千トン、PetroChinaの蘭州化学が450千トンの能力増強を行った。 【関連ファイル】 各社の能力と生産量の推移とエチレンセンター所在地図 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1173047881.xls |