2007年03月12日
中国のPE袋の輸出、1月も10万トン強と活発
全体の48%を米国向けと日本向けで占める
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計)
【関連企業・団体】:なし

 中国によるPE袋の輸出は1月も引き続き活発で、1月単月としては史上最高の106,741トンとなった。1月単月の10万トンの大台超えは今回が初めて。前年同月の実績を16.4%上回っている。

 中国によるPE袋の輸出は年々増加の一途をたどっており、06年の総輸出量は前年を16.0%上回ってついに100万トンの大台超えの104万3,566トンとなった。1月もその勢いを維持していると言える。

 輸出先のトップは依然として米国で、前年同月比12.3%増の29,875トンとなっている。それに続くのは日本向けの20,801トンで、前年同月を15.3%上回っている。これら両国で全体の47.5%を占めていることになる。以下は香港向けの9,325トン、英国向けの6,833トン、ドイツ向けの6,378トン、豪州向けの3,914トンといずれも規模が小さい。
 1キログラム当たりの平均輸出単価は、1.61米ドルで、前年同月に比較すると13.4%高くなっている。