2001年07月13日
信越ポリと三井化学プラテックが事業提携
工場設備を有効活用し相互OEM実施
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:信越ポリマー、三井化学

 三井化学プラテック、信越ポリマーの両社は12日、業務用塩ビストレッチフィルム事業で事業提携することに合意したと発表した。

 両社の製造設備などの資源をお互いに有効活用することによって、コストの削減や経営の効率化を図るのが狙いで、10月からの実施を目指す。
 業務用塩ビストレッチフィルムの国内出荷量は1996年度の8万5千トンをピークに年々下降し、2001年度は5万トン水準に落ち着くとみられている。

 両社はこの市場の縮小に伴い、製造設備の集約化などを進めてきたが、さらに生産効率のアップ、物流合理化を図るため事業提携を決めた。
 生産銘柄の集約を目的に相互OEMからスタートし、それぞれ生産ラインの合理化を進めるとともに収益の確保を目指す。