2001年07月12日
メタノール、第3次キロ6円の値上げ交渉決着
米国はメーカー6社の操業停止続く
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 メタノールの大手メーカー筋が春先きから交渉していたキロ6円の第3次値上げがここへきて決着した。激しい海外市況の動きの中で、第1次と第2次のキロ8円に続いて今月2月に第3次分として6円の値上げを打ち出し交渉していた。

 一時はユーザー側の抵抗が強く、難航していたが、実際に4月、5月の輸入価格が高水準だったことから、ユーザー側の納得が得られたという。

 米国では原料である天然ガス価格が百万BTU当たり3ドル台と、一時に比べ3分の1以下に下がったものの、その後の国内経済の減速からメタノール需要そのものが落ち込んできている。

 このため現在ボーデン、ジョージアガルフ、フォーティア、スターリング、アシュランド、セラニーズのメタノールメーカー6社が工場の操業を停止中だ。

 セラニーズは当初停止期間を4月~6月の3か月間としていたが、7月に入ってもまだ運転再開していない。

 一方、欧州の価格は2Qのトン当たり255ユーロから3Q(7~9月)価格220ユーロでこのほど決着した。