| 2007年03月23日 |
| 上海が2010年の「万博」 東京でキャンペーン |
| 5月1日から6カ月 テーマは「より良い都市・生活」 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
「上海万博」が2010年5月1日—10月31日の開催に向けて動き出した。同万博を主催する上海市政府新聞弁公室、上海世博会、上海市旅遊事業管理委員会は20日、東京・品川のホテルパシフィック東京で上海万博説明会「万博フォーラム」−愛知から上海へーや「上海ウィーク」開幕レセプションを行った。 これより先、魅力SHANGHAI精彩EXPO2010日本「上海ウィーク」組織委員会(TEL03—5753—9009、FAX03—5763—1988、http://stv-japan.jp)を大田区大森に設置、上海特集スペシャルTV番組や写真展などを「上海ウィーク」として実施している。 同博のテーマは「ベター・シテイ、ベターライフ」、基本理念は「調和のとれた都市」、サブテーマは都市の「多元文化の融合、経済の繁栄、科学技術の革新、コミュニティの再生、農村との共生」で200の国・国際組織から7,000万人の入場者を見込んでいる。 上海万国博覧会の朱咏雷副局長によると同万博は、黄浦江両岸の面積5.28平方キロの区域に3.28平方キロの陳列区域を設ける。実物展示、写真、マルチメデア映像などの展示でテーマを表現する。エンターテイメントやフォーラムなどを計画している。 また、シンボル的な万博公園の配置・緑化、新材料・新エネルギーの利用、歴史建築物の保護などで人間的な関心を捉える。 さらに中国政府館およびアジア・太平洋館、欧州・米国・アフリカなどの館、演芸センター,企業館(用地12万平方メートルに16のパビリオン設置)、都市のベストプラクティスなど5つのパビリオンを設置する。 出展対象は中国の有名ブランド企業、海外の有名ブランド企業。万博事務局が直接招請する。独立館や中小企業の共同館も建設(用地2,000平方メートル、2階建てで約6万円)できる。同万博のパートナー、高級スポンサーは優先的な出展権と場所の選択権を持てる。 パートナーは10—15社(中国東方航空が第1号、06年3月に契約)、高級スポンサーは12—20社を予定、07年中に決める。出展者には07年11月に用地を引き渡し、09年5月に単独館、11月に共同館をわたす。陳列は09年12月から10年4月。 インフラ面では万博公園に5本の軌道ライン、揚子江を越す2本のトンネル、1本の磁気浮上列車ラインと3つの水上交通埠頭など、また、公園外で浦東、虹橋両空港の増築、約400キロの軌道交通網と700キロの高速道路網の整備、乗り換えセンターや駐車場の整備、ホテルの増改築などが完成しつつある。 上海市政府新聞弁公室の上海国際博覧会海外推進室は20日付けで駐日代表事務所(銭紅日本首席代表、TEL:03−5753−9009)を東京都大田区大森北1−23−1、NETビルに開設した。 |