| 2007年03月29日 |
| 豊田通商 インドネシアのSMI社、チャンドラ アスリに売却 |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
豊田通商は、インドネシアのスチレンモノマー製造・販売子会社、PT.Styrindo Mono Indonesia(SMI) の全株式を、エチレン供給会社のChandra Asriに売却することを決めた。28日の夕方発表した。 原料価格が乱高下する中で、事業としての安定性が期待できないため、Chandra Asriの申し出を受けることにした。売却価格は9,500万ドル。 SMIは1991年、トーメン(当時)が中心となり出光石油化学(当時)などの協力を得て設立。第1期計画として年産11万トンのSMと、エチルベンゼン5万トン設備をメラク工業地帯に完成した。その後増設を重ね、現在、能力は年産36万トン(同12万トンと同24万トンの2系列)。 昨年4月、トーメンが豊田通商と合併したのに伴い豊田通商がSMIを引き継いだ。SMIの資本金は3億1,382万ドルで豊田通商が100%出資。 |