| 2001年07月11日 |
| 台湾・FPCとCPCもエチレンの減産へ |
| その影響でプロピレンは品不足に |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
台湾の総合石油化学企業のFPCとCPCは、ともに6月半ばからエチレンの減産に踏み切っている模様。両社のエチレン年間生産能力は、FPCが2基合計150万トン、CPCが3基トータル101万5,000トンといずれもかなりの規模。現在の稼働率はともに80%と見られている。 これは、スチレンモノマーや塩ビモノマーといった化成品の国内需要が大幅に落ち込んできたのに加えて、ポリエチレンのアジア諸国向け輸出が同地域の需給バランスの緩みによって縮小してきたことに対処しての措置と見られる。日本の石油化学企業同様に台湾でも需給均衡のための生産調整が本格的に始まったわけだ。 もっとも台湾では、もともとタイト気味であったプロピレンの需給がエチレンの減産によって完全な不足状態に陥ってきている。台湾ポリプロピレンなどのプロピレン誘導品メーカーの中には、急遽海外のスポット品の調達に動くところも出ている。 |