| 2001年07月11日 |
| ナフサの国際スポット相場、各地で軟調 |
| 米国のガソリン市況の急落が影響 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
ナフサの国際スポット相場が各地で軟調のまま推移している。C&F・ジャパンの直近の相場はトン当たり240前後となっており、1ヵ月前に比べると34~35ドル安い。北西欧の期近ものはCIF214~216ドルのところにあって、1ヵ月前に比較すると44~45ドル下がっている。 わが国のエチレンセンター筋では、このようにナフサの国際スポット相場が6月中旬までと大きく異なる動きを示し始めた最大の要因は、米国のガソリンの需給バランスの緩みとそれに伴う市況の急落にあると分析している。現在米国市場ではガソリン市況が3~4月比30%前後下落しており、それでもなお余ったガソリンとナフサが欧州に流れ、そして欧州でだぶついたガソリンとナフサがアジア市場に流入してきているといわれる。しかも、日本の石油化学企業の多くは需給の均衡を目的にオレフィンの減産に踏み切りつつあり、ナフサの需要が縮小傾向をたどってもいる。 従来は、もっぱら原油のスポット相場に合わせるかたちで変動してきたナフサ相場だが、ここにきての軟化には別の要因が大きくからんできているわけで、それだけにしばらくは目立った反騰はないのではないかと見方が関係筋に広がっている。 |