2007年04月18日
プラスチック製品の輸入活発、06年158万トン、プラ工連調べ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本プラスチック工業連盟

 日本プラスチック工業連盟がまとめた、2006年の「プラスチック製品輸出入状況」によると、輸出は5年連続、輸入は7年連続で数量・金額とも前年を上回った。
 
 06年のプラスチック製品の輸出量は81万2,633トンで前年比11.4%の増加、一方輸入は158万1,956トンで7.7%の増加となった。
 
 原料樹脂の輸出入と異なりプラスチック製品の場合は、輸入が輸出を大きく上回っている。プラ工連事務局によると、調査統計をとりはじめた1995年の時点で、わずかだがすでに「入超」だった。その後も入超幅は拡大を続け、現在比率はほぼ2:1となっている。
 
 ただ、「レジ袋」のような汎用品の場合、国内メーカーが人件費の安い海外で生産し、日本へ持ち込んでいるケースが多い。実際に現地ローカル品がどのくらい入っているのかは不明という。
 
 調査したのは「プラスチックの棒及び形材」「管及びホース」「板・シート・フィルム・箔・テープ等」など10分野で、財務省の貿易統計をもとに整理した。プラスチックの種類別内訳も調べた。

【関連ファイル】
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1176888270.tif