2001年07月09日
日本オキシラン、PO需給緩和で輸入量削減へ
千葉工場はフル操業継続
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本オキシラン、ライオン

 日本オキシランは、堅調が続いていたPO(酸化プロピレン)の国内需給にやや緩和の傾向がみられてきたため米親会社ライオンデル社からの輸入削減で対応する方針を決めた。
 今年約2万5,000トンのPOを輸入販売する予定だったが、約1万8,000トンに減らす。
 しかし、同社は千葉のSM(スチレンモノマー)との大型併産プラント(PO年産16万3,000トン/SM同38万トン)はフル操業を継続中だ。
 今年9月~10月の定修時にはPOで年産8,000~9,000トンの手直し増強を計画しているが、これも予定通り実施する。