| 2007年05月08日 |
| 中国の化成品の輸入、1Q合計はほとんどが前年超え |
| オレフィンも大幅な伸び、C3は13万トン強の規模に |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
中国による化成品の3月の輸入は、1月や2月ほど活発ではなかったものの、それでも合計7品目のうち4品目が前年同月を上回った。オレフィンの輸入は引き続き活発で、エチレンもプロピレンもともに前年同月を大きく上回った。 この結果、1〜3月期の総輸入数量は、化成品とオレフィンの合計8品目のうち国産品の増産が目立つVCMを除く7品目が前年同期を上回るかたちとなった。しかも、エチレンが2.6倍となったのを筆頭に前年同期に対する伸び率はいずれもかなり高い。その中では、プロピレンが85.4%増えて131,699トンというかつてない大きな規模になっている点が注目される。 中国によるオレフィンと主要化成品の1〜3月期の輸入通関数量は以下の通り。カッコ内は前年同期比。 ▽エチレン=60,815トン(261.8%) ▽プロピレン=131,699トン(185.4%) ▽SM=726,116トン(117.9%) ▽VCM=235,175トン(91.5%) ▽EG=1,192,608トン(117.2%) ▽AN=108,193トン(142.5%) ▽TPA=1,922,991トン(112.6%) ▽PH=109,944トン(176.7%) ▽BPA=102,374トン(105.5%) |