2007年05月16日
プラ協が「リサイクル基礎知識」の07年版を作成
内容を充実して自治体、企業、学校等に配布を開始
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会はプラスチックのリサイクルに関する様々なデータと関連動向を収録した「プラスチックリサイクルの基礎知識」の07年版をこのほど作成し、地方自治体や関係企業、さらには高校や大学などに配布を始めた。
 
 内容は(1)ごみの排出量(2)廃プラスチックの処理と資源化(3)プラスチック関連知識(4)プラスチック・リサイクルの手法(5)LCA(6)循環型社会形成のための法制度と仕組み--の6項目で構成されている。A4版で、ページ数は33ページ。
 
 同協会がこの小冊子を最初に発行したのは03年。いらい毎年改訂版を作成して産官学の関係筋に広く配布して人気を呼んでいる。今回の改訂版は、ごみの排出量や廃プラスチックの処理と資源化等に関するデータを最新のものに置き換えるともに、話題の「EU廃棄物指令」に関するコメントを追加するなどで一層の充実を図っている。