2007年05月17日
EPSの出荷、4月は4ヵ月振りに前年を上回る
最大消費分野の水産向けが8ヵ月振りに前年超え
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会

 発泡スチレン工業会が17日に集計したところによると、発泡スチレンビーズ(EPS)の4月の総出荷数量は15,338トンとなった。前年同月の実績を3.6%上回っている。4ヵ月振りの前年同月超えである。月間出荷数量が15,000トンの大台を超えたのは今年に入ってこれが初めて。
 
 EPSの4月の総出荷が前年同月を上回ったのは、最大消費分野である水産向けが前年同月比5.5%増の7,614トンとなったことに負うところが大きい。同分野向けの前年同月超えは8ヵ月振りのこと。また、水産向けに次いで消費量が大きいその他成型品向けも好調で、8.2%増の3,137トンとなった。その他成型品向けの前年同月超えは4ヵ月振りとなる。
 
 それに対して農業用は1%、家電向けは4.2%減、ブロック向けは0.7%減と不調であった。うち農業向けは3月が5ヵ月振りの前年超えとなって4月も期待されたがわずかながらも4月は再び前年割れに戻った。家電向けは9ヵ月振りの、またブロック向けは2ヵ月連続の前年割れである。
 
 この結果、1月から4月までの総出荷量は55,924トンとなった。前年同期の実績を1.0%下回っている。家電向けは1.4%、ブロック向けは2.7%それぞれ前年同期を上回ったが、水産向けの1.0%減や農業向けの5.7%減、その他成型品向けの1.5%減などをカバーするまでには至らなかった。
 EPSの4月の分野別出荷実績と1〜4月の累積は別表の通り。

【関連ファイル】
EPSの07年4月の分野別出荷実績と累計
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1179369547.htm