| 2007年05月23日 |
| 陜西・延安にエチレン年産100万トン計画 |
| 中国石油と陜西省が協力、北部の資源を生かす |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
石油、石炭、天然ガスなどのエネルギー資源が豊富な陜西省北部の延安市で、石油—石油化学センターの建設計画が進められている。 中国石油天然ガス集団公司と陜西省が新会社の設立で合意に達したもので、エチレン年産100万トンクラスのセンターを計画していると伝えられている。 中国は国家発展改革委員会が中心となって、2010年までにエチレン100万トン規模の石油化学センターを10カ所ほど建設する計画を進めている。中国北部では新疆ウイグル地区でセンターを建設中だ。 このほか天津、上海、南京など5、6カ所でセンター建設が予定されており、延安計画が同委員会でどの時点で具体化を認めるかはこれからとなる。同省は石油川上・川下産業を一体化して発展させる方針であり、石油採掘と製油の計画についても検討に入っているといわれる。 (既報) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=21375 |