| 2007年05月25日 |
| 青島麗東石油化学のパラキシレン工場、商業生産開始 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 青島麗東石油化学は5月22日、山東省青島市の青島経済開発区でパラキシレン工場の商業生産開始の式典を行った。工場は昨年末に完工し、試運転を行っていた。 建設費は6億ドルで、能力は、パラキシレン 700千トン、ベンゼン 250千トン、トルエン 150千トン、ラフィネート 113千トン。このほか、UOPの連続改質技術を使用する 日産35千バレルの改質装置を持っている。 原料ナフサは主にGSカルテックスが韓国から供給する。製品は多くのPTAプラントが建設されている中国国内で販売される。 青島麗東石油化学は韓国GSグループ(2005年にLGから分離)のオーナーの一族のシンガポール法人GSアロマティックスが設立した。2005年にオマーン石油が出資、現在の株主はGSアロマティックス 60%、オマーン石油 30%、現地のRed Star Chemical Group(青島紅星化学)が10%。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=20056 Red Star Chemical Groupは州政府の企業で、主に無機塩(特にバリウム、炭酸ストロンチウム)、その他を生産している。 |