2007年06月01日
揚州市が18日に投資環境説明会 ウェスティンホテル東京
南京に隣接 東レ、カネボウ、日本ピストンリングなどが進出
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 江蘇省の揚州市が6月18日午後4時から、東京・目黒区のウェスティンホテル東京で投資環境説明会を開く。
 
 市は南京に隣接、車で1時間、上海まで2時間、北京まで8時間の距離。季建業・市党委、王栄平・市常務副市長ら30人の幹部が出席する。

 同市は面積6,638平方キロ、人口470万人。2500年の歴史を持つ。自動車、化学、電子情報、船舶、紡織の5大産業を中心に発展している。市は儀征、江都、高郵野3市と宝応県を管轄、揚州経済発展区、揚州化工工業園区、江陽工業園など10カ所の工業園を配置している。

 北京—上海、南京ー南京の高速道路が交差、北京、上海、広州、西安、武漢への幹線鉄道が通り、揚州港には5万トンクラスの貨物船が停泊できる。京杭運河が南北に貫き、今年5月には揚子江にかかる潤揚長江大橋が完成、従来の江陰大橋と合わせ交通がより便利になった。

 外資の進出は米コルゲート、テキサスインスツルメント、独ベンツ、伊ピレーリ、蘭フィリップスなど約2,000社、日系は東レ、カネボウ、日本ピストンリングなどが繊維・アパレル、機械、電子部品、自動車部品、食品分野で活躍している。

 同市は唐招提寺の鑑真和上の故郷として知られ、奈良市と友好関係を結んでいる。同説明会への出席は無料、要登録。
 問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03−6740−8281、FAX:6740−6160)