| 2007年06月29日 |
| Solvay、ロシアでワールドクラスの塩ビJV |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
Solvayは27日、ロシアのガスプロムの子会社で総合化学会社のSibur LLC との間で、ロシアで最初のワールドクラスの塩ビのJVをニジニ・ノヴゴロド州のKstovoに建設する合弁契約に調印したと発表した。 SolVin (SolvayとBASFの75/25のJV) とSiburが50/50で出資し、RusVinyl を設立する。 SolVinは欧州復興開発銀行(EBRD)に本計画への参画を働きかけている。 総予算650百万ユーロを投じ、330千トンのPVC(300千トンのS-PVCと30千トンのE-PVC)と225千トンの苛性ソーダを生産する計画で、2010年スタートを目指す。 旧ソ連の拡大しつつある需要に対応するもので、最終的には2014年までに合計能力をPVC 510千トン(S-PVC 450千トン、E-PVC 60千トン)、苛性ソーダ335千トンに増設可能な設計を考える。 原料のエチレンはSibur がKstovo にあるエチレン工場を増設して供給する。 |