| 2007年07月17日 |
| 山東省の重点投資区域に青島、威海、煙台など |
| 済南、青島西海岸や臨沂・蘭山、任城も |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
先に来日した山東省訪日ミッションによると、同省には済南(省都)、青島、威海、煙台、臨沂、日照、菜蕪、東営など17の市と140の県レベルの市、区があり、このうち青島、威海、煙台の3市が山東半島製造業拠点(重点投資区域)を形成しているという。 同3市(28県を含む)の面積は3万平方キロ(全省の19%)、人口は1,642万(同17%)。青島市(北京五輪のヨットレース場)は06年の国内生産が3,100億元、煙台市は2,402億元、威海市は1,360億元である。3市はそれぞれ国際空港を持つ。 同省には合計155の省クラス以上の経済開発区があるが、国家級経済技術開発区は3カ所、保税区が1カ所、輸出加工区が6カ所あって3市が8カ所を占めている。以下はそれぞれの状況である。 <青島経済技術開発区> 国家クラスで1984年に国務院から認可された。重化学工業、電子と家電、生物医薬、旅行・観光、貿易に力を入れている。 <煙台経済技術開発区> 青島と同じ1984年に認可された。機械・自動車部品、電子情報、化学繊維と紡織、生物医薬などを発展させている。 <威海経済技術開発区> 国家クラスで1992年に認可された。電子情報、バイオロジカルエンジニアリング、新エネルギー、新素材などのハイテク産業と都市インフラ建設に重点。 <青島保税区> 1992年に認可。国際貿易、保税、倉庫、物流、輸出加工など。 <煙台輸出加工区> 国務院が認可した第一次15輸出加工区の一つ。バイオロジカルエンジニアリング、電子、医薬、ファインケミカル、機械、新素材、自動車、化学繊維、紡織などの産業に重点。 <威海輸出加工区> 2000年に認可された。電子情報、精密機械、バイオロジカルエンジニアリングと医薬、新素材、食品加工などに重点。 |