2007年08月02日
PETボトルのリサイクル量は順調に回復
6月も前年の22%増で、3ヵ月連続の前年超え
【カテゴリー】:環境/安全(原料/樹脂/化成品、実績/統計)
【関連企業・団体】:なし

 (財)日本容器包装リサイクル協会が専門事業者に委託して6月中に実施したした使用済みPETボトルの再商品化(リサイクル)の総数量は11,138トンとなった。前年同月の実績を21.9%上回っている。
 
 これで、05年8月から20ヵ月続いた前年同月割れに終止符を打った今年4月以降の3ヵ月は全て前年同月超えとなった。4〜6月の累計は29,066トンで、前年同期の実績を21.3%上回っている。容器包装リサイクル法に沿っての全国の市町村から同協会への引渡しが順調に進んでいけば、自ずとリサイクルの実績ももとのレベルに戻っていくことになる。
 
 PETボトルの6月の手法別のリサイクル内容は以下の通り。右は4〜6月計。かっこ内は前年比。
 ▽繊維化=5,620トン(119.4%)  14,820トン(124.1%)
 ▽シート化=3,689トン(106.4%)  10,467トン(101.3%)
 ▽ボトル化=1,552トン(222.7%)  2,974トン(345.8%)
 ▽成形品化=234トン(98.3%)  704トン(84.9%)
 ▽その他=43トン(143.3%)  101トン(102.0%)
 合計=11,138トン(121.9%)  29,066トン(121.3%)