| 2007年08月20日 |
| 内蒙古で石炭ベースのMEG計画着工 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 通遼金煤化学(Tongliao GoldCoal Chemical )は16日、内蒙古自治区通遼市の経済開発区で石炭ベースのMEG計画の起工式を行った。 240百万ドルを投資し、200千トン/年のプラントを2008年下期にスタートさせる。 中国科学院の開発した技術を使用するもので、褐炭を原料に石炭ガス化技術で合成ガスにし、触媒の下で水素と反応させ、MEGにする。技術資料では5トンの褐炭から1トンのMEGがつくられる。 現在の中国の石油価格と石炭価格をもとにすると、石炭ベースのMEGは非常に競争力があるとみられている。 通遼金煤化学は、江蘇省のDanhua (丹化) Group と上海資本の合弁の上海金煤新技術社の子会社。 中国のMEGの輸入量は2005年が400万トン、2006年が406万トンで、本年上半期は247万トンと増加している。 |