2007年08月21日
湖南省が9月11日に東京で投資環境説明と商談会 
中国の中部勃興戦略で、世界企業が注目
【カテゴリー】:海外
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 中国の湖南省政府は中部勃興戦略で世界の注目を集めている同省に、日系企業を誘致するため9月11日午後2時から、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで投資環境説明会および商談会を開く。甘霖・同省副省長ら幹部60人が出席する。

 湖南省は長江の南部に位置し、面積21万平方キロ、人口6,700万人、14の市州と122の県・市を管轄している。非鉄金属と魚米の郷として知られ、「湘」の略称で呼ばれる。

 省都・長沙市を中心に国家クラス、省クラスの経済開発区、ハイテク園があり、新型工業、農業産業に近代化を進めてきた。最近は中部勃興戦略によって、外資企業から産業の新天地として注目されるようになった。

 今回は自動車・部品、電子・情報、非鉄金属、インフラ設備などの投資項目を選定し、ビジネスチャンスを提供、日系企業に誘致を呼びかける方針。同省には世界自然遺産・武凌源があり、日本からの観光客が増えている。

 同投資環境説明会は中国国際貿易促進委員会湖南省分科会が共催、日本国際貿易促進協会が協力、中国大使館、日本自動車部品工業会、電子情報技術産業協会、信金中央金庫などが後援している。

 説明会への参加は無料、要登録。申込みは国貿促(TEL:03-6740-8271、FAX:03−6740−6160)