| 2007年08月27日 |
| 中国でTFT−LCD用カラーフィルターの生産開始 |
| 第5世代の国産化、剣謄液晶DPが浦東で |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
TFT−LCD液晶パネル用カラーフィルターの生産が上海・浦東ハイテクパークで開始された。カラーフィルターはTFT−LCD液晶パネル産業チェーンの6大川上産業分野の一つ。 これまでは第5世代液晶パネル生産に必要な同フィルターを、パネルメーカーの京東方、上広電NEC、竜謄光電などが凸版印刷、大日本印刷などからすべて輸入(年間230万枚)していた。日本勢は世界の70%のシェアを占めているといわれる。 同カラーフィルターの生産に入ったのは上海の剣謄液晶デスプレイ有限公司で、総工費1億2,000万ドルを投じ、年産25万枚設備を完成した。顔料分散法の技術を採用している。 この設備の完成で中国のカラーフィルターの輸入依存に終止符が打たれたわけだが、今後は剣謄液晶DPをはじめ、中国国内での新増設が活発化するものとみられている。 |