| 2007年08月28日 |
| 内蒙古で国産技術での大規模メタノール計画スタート |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 北京に拠点を置く多角化企業 Zekai (澤楷) Group は22日、内蒙古自治区のChifeng (赤峰)市で石炭ベースの大規模メタノール計画の建設を開始した。 約11億ドルを投じ、2段階で合計180万トンのメタノールプラントを建設する計画で、第一段階として100万トンのプラントを建設する。2009年上半期のスタートを目指す。 担当するのは子会社のChifeng Zekai Energy Chemical。 石炭ガス化技術は華東理工大学(East China University of Science and Technology)の開発した技術が、メタノールについては杭州のLinda Chemical Technology社の技術が採用された。中国政府は国産技術、国産設備の使用を推奨している。 原料石炭はChifeng市当局が本計画のために48,500千トンの石炭を用意している。 Linda Chemical Technology社は2000年に空冷の低圧メタノール合成リアクターを開発した。20件以上(大半が200千トンクラス)の契約が出来ており、大連のDahua Group(大化集団)、雲南省のYunwei(云維集団)の各300千トン設備など、既に13基が操業している。 |