2007年09月13日
三菱化学ポリエステルフィルム、滋賀事業所の設備1万トン増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学ポリエステルフィルム
滋賀工場

 三菱化学ポリエステルフィルムは13日、滋賀事業所(滋賀県米原市)で、フラットパネルディスプレイ(FPD)向けポリエステルフィルム「ダイアホイル」(商品名)の能力増強と、FPDの大画面化に対応するためのコーティングラインの新設工事を開始したと発表した。完成は2008年10月の予定。
 
 FPD向け光学フィルムの旺盛な需要に対応するためで、ポリエステルフィルムは年産10,000トン増強して65,000トン、コーティングラインは、同4,000トン増の15,000トンとなる。投資額は約70億円。
 
 同社は滋賀事業所のほか、米国(グリアSC)、ドイツ(ヴィスバーデーン)、インドネシア(メラク)と海外3カ所にポリエステルフィルムの生産拠点を持ち、生産能力は滋賀の増設完了後合わせて年産215,000トンとなる。引続き世界のポリエステルフィルム・リーディングカンパニーを目指す。
 
<三菱化学ポリエステルフィルム株式会社の概要>
(1)設立  :1975年5月
(2)本社  :東京都港区
(3)資本金 :47.8億円
(4)株主  :三菱化学 100%
(5)社長  :矢野彰毎

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1189660826.pdf