2007年09月20日
8月の4樹脂出荷 軒並み前年割れ、「値上げ前倒し需要」響く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 ポリオレフィンの8月出荷量は、LDPE、HDPE、PPの3樹脂全てが前年同月を下回った。国内向け出荷が軒並みに大幅減少したことによる。ポリオレフィン各社が6月に相次いで今年2度目の値上げを打ち出したため前倒し需要が発生し、その反動が8月に一気に出てきたものと見られる。

 ポリオレフィン3樹脂の出荷が揃って前年同月を下回ったのは、今年1月いらい7カ月ぶり。同じ汎用樹脂のPS(ポリスチレン)とPVC(塩ビ樹脂)も、8月出荷は前年同月を割り込んでいる。これら5樹脂の国内向け出荷量が全て前年同月を下回ったのは、昨年11月いらい9カ月ぶりとなる。
 
 うちポリオレフィン3樹脂の場合は、国内出荷の落ち込みが特に目立つ。LDPEは5%減、HDPEは8%減、PPは11%もの減少となっている。7月の国内向け出荷の対前年同月比がLDPEで8%増、HDPEで9%増、PPで7%増となったのとは対照的だ。
 
 一方輸出は、LDPEが1%減となったものの、HDPEは5%、PPは16%それぞれ前年を上回った。LDPEの前年割れは6カ月ぶり。HDPEの前年超えは2カ月ぶりで今年に入って2度目となる。PPの前年超えは7カ月連続となった。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1190273255.tif