| 2007年09月27日 |
| ポリオレフィンの出荷の累計は全て前年超え |
| 1〜9月合計、輸出が軒並み大幅な伸び |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の今年1月から8月までの出荷の累計は、小幅ながらも軒並み前年同期の実績を上回った。国内向けも輸出もともに前年同期超えとなっているが、国内向けはかろうじて前年を上回るにとどまっている。一方の輸出は3樹脂とも前年同期を大きく上回っている。中国以外の国からの引き合いの活発化に多くのメーカーが積極的に対応したことによるものと見られる。 国内向けは3樹脂とも前年同期をごくわずかに上回るにとどまっている。PPは1.7%、LDPEは1.2%、HDPEは0.5%それぞれ前年同期の実績を上回っているにすぎない。8月単月の出荷が軒並み前年同月を大幅に下回ったのが響いている。 3樹脂とも最大消費品種とそれに準じる主要品種が低成長に終わっている点が目を引く。LDPEのフィルム用は1.1%増、また加工紙用は0.9%増であり、HDPEの中空成形用は1.0%増にとどまっていてフィルム用の1.8%減をカバーできていない。 射出成形用も8.0%のマイナス成長である。それでも国内向けトータルが前年を0.5%上回ったのはその他用が11.8%も伸びたため。PPの射出成形用も1.0%増、また押出成形用も1.6%増とともに伸び悩んでおり、フィルム用に至っては0.4%減となっている。 ポリオレフィンメーカーの多くは秋需に期待しているが、各需要家が過去2度にわたって実施されたレジンの値上げ分の製品への転嫁に取り組む時期だけに楽観は禁物といえそうだ。 |