2007年10月01日
PE袋の輸入、8月も前年同月を下回る
1〜8月累計は遂に前年同期割れに
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 PE袋の8月の輸入通関数量は財務省の速報によると40,844トンとなった。前年同月の実績を4.4%下回っている。これでPE袋の月間輸入数量は3ヵ月連続の前年同月割れとなった。
 
 これに伴う1〜8月の累計は307,668トンとなった。前年同期を0.4%下回っている。1〜7月の合計は前年同期を0.2%上回ってかろうじてプラス成長となっていたが、ついに8月で前年同期割れに転じることになった。長年にわたってプラス成長を続けてきたPE袋の輸入だが、このままいくと今年は年計が初の前年割れになる。
 
 8月の輸入数量が前年同月を4.4%下回ったのは、容器包装リサイクル法の改正によって国内の大手スーパーの間でPE袋の使用自粛機運が一段と高まってきたためではないかと見られている。
 最大のシエアを持つ中国品は、日本資本との関わりが深いこともあって引き続き前年を上回っているが、伸び率はわずか1.5%であった。ベトナム品は19.6%もの伸びとなったが、これは14.0%減となった前月の反動と見られる。これら2カ国を除く主要対日輸出国からの輸入は軒並み前年同月を大幅に下回った。価格が1キログラム当たり237.3円で1年前を16.2円上回る高水準に達したことも影響したものと見られる。
 
 1〜8月の累計は、中国品が前年同期を4.5%上回っているため0.4%減にとどまっている。しかし中国品のこの3ヶ月の前年同月比は6月が0.3%減、7月が1.0%減、8月が1.5%減と低調。今後もこの状態が続けば全体の輸入量が前年同月を上回ることにはならないと見られる。
 PE袋の8月の主要船積み国別の輸入通関速報は別表の通り。

【関連ファイル】
PE袋の8月の主要国別の輸入通関数量
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1191222039.xls